チン展」に参加します。
NHK教育テレビ「おしゃれ工房」補足 3月1、2日に「おしゃれ工房」に出演しました。 テレビって不思議です。普段あれほど知っているのに、見る側から出る側に立場に変わったとたん恐ろしいほど「未知のもの」と化すのです。「CR」ってなんだ?「台本」のセリフってどこまで気にしなきゃいけないんだ?コメントって自分のタイミングで始めるの・・? 収録では終始、藤井アナウンサーと奥野さんの聡明さに助けられました。テレビに出ている方というのは本当に頭がいいのです。みじんも見せないフォロー感、完璧な把握。コメントや段取りをど忘れする私は、お二人やスタッフの方々に導かれながら、未知との遭遇、初のテレビ収録を何とか無事終了したのでした。 で…放送当日。きりきりした気分ではじめて内容の全貌を見て、愕然としました。私、言いたいこと、あんまり言えてないじゃないかぁー! 今回は「おしゃれ工房」の報告と共に、放送内容の「補足」を書くことにしました。下までスクロールして、ご覧くださいませ。フォロー感、完璧な把握。コメントや段取りをど忘れする私は、お二人やスタッフの方々に導かれながら、未知との遭遇、初のテレビ収録を何とか無事終了したのでした。 で…放送当日。きりきりした気分ではじめて内容の全貌を見て、愕然としました。私、言いたいこと、あんまり言えてないじゃないかぁー! 今回は「おしゃれ工房」の報告と共に、放送内容の「補足」を書くことにしました。下までスクロールして、ご覧くださいませ。

3月1日「センスよく飾るコーディネート術」1-場を作って飾る 放送では、誰でも簡単に「飾ること」ができるよう、初級編テクニックとして「場」のお話をしました。部屋全体を飾るのは難しいので、最初はリビングボードや玄関の一部に「場」を設け、そこを飾ろうという提案です。  さらに簡単に作れる「場」として、ファブリックパネルの作り方をご紹介をしました。木製パネルに好きな布を張り、お気に入りの後ろに立てる。それだけでお気に入りが映えて見えます。簡単な手作りですが、部屋に合った布が選べるので自由度が高く、また壁に掛ければ空間のアクセントとして使える、応用アイテムです。2-飾ることの再認識 現代の日本の住まいには、どうも「飾る」ことに指針がないように思えます。カタコンベよろしく並んだぬいぐるみ、片づけ過ぎてモノが置けない心理状態、適当に置かれたお気に入り雑貨…どれも家や生活への愛着はあるのに、どこか地に足のつかない「飾る」のようなのです。…もっと日常的で、無理がなくて、それでいてサマになる。そういった新しい日本の「飾る」がないものかな。古来、日本家屋には床の間があり、そこに美術品を飾り、美意識を育みました。美を愛でる心と合理性がマッチした何と秀逸な設えでしょう! 常々そんなことを考え、これなら家の大きさに関係なく提案できるのでは?と思ったのが「場」の提案でした。お盆を用意しその中でモノを飾る、ファブリックパネルを立てて「場」を作る。空間の中を自分で区切れば、家の大小に関係なく見映えのよい「飾る」が実現します。また、苦手な人にも枠が決まることで、取り組み易くなります。今回の「ファブリックパネル」の提案には、そんな隠れた想いがありました。皆さんにも「飾る」ことを少し見直しながら、トライしてもらえるとさらに嬉しいなぁと思います。
3月2日「センスよく飾るコーディネート術」「くつろぐ場所」に、1、2、3!くつろぎの場所を演出するには…1. 体を預けるモノの心地よさ2. それを含めた周囲の雰囲気づくり3. 目線の先の風景が三位一体、うまく引き立て合うことが必要です。放送ではこの辺りがうまくご紹介できなかったので、このページを見ながらお部屋づくりの参考にしてくださいね。番組では、床座で体を預けるアイテムとして「座布団クッション」の作り方をご紹介しました。   1.体を預けるモノはどう選ぶ? くつろぐ場所の基本は、体を預けるモノです。自分の好きな姿勢【床座、イス座、ごろ寝】から体を預けるアイテムを検討します。イス座で使うソファは奥行きと高さでくつろぎ方が変わります。クッションの堅さも好みがあるので、そこをチェックして。床座やごろ寝では、テーブルだけで床に何も置かない状態が見た  目にも寂しく、体も休まりません。放送では床座で使え、身近にある座布団2枚で作れる「座布団クッション」を提案しました.  2.周辺の雰囲気づくりとは?  周辺の演出にはいろいろあります。色のコーディネートやお気に入りアイテムの設置等。しかし、最初から上級を目指すと腰が引けるので、まずは「常に散らかっていない状態づくり」から目指してみて下さい。カゴを用意して玩具を片づける、請求書などをひとまとめにしておく。ノイズのない状態はそれだけで心地よい「くつろぎ空間」になります。    3.目線の先は? くつろぐ場所の目線の先が、片づいていない、ドアがある…といった場合、せっかく盛り上げた「くつろぎ空間も」台無しに。目障りなモノは、大きなボックスにしまって目隠しする、ソファの位置を変えて目線を変えるなど、目の前の風景にも気を配ってくださいね。 今回お話を頂くきっかけとなった3冊目の著書「イロハのインテリア」。自分の生活、インテリアを「つくる」という点に思いをこめ書いた一冊です。他のインテリアレシピもお勧め!です。
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