かんたん。部屋をかざる、絵を描こうマスキングテープを貼って描く、「イージーペイント」に挑戦。インテリアコーディネートの仕事で、絵を買う予算はなく、でも壁を飾りたいっ……と思っていた時、「予算なくとも、すぐできる」と、考案したのが、この「イージーペイント」です。マスキングテープを貼って柄をつくり、後は色を塗って、テープをはがすだけ。白く残ったテープの部分が作品になるという、「絵」です。無彩色なので、部屋に足しても主張しすぎず、それでいて手仕事の温かさがプラスできる、優れものです。絵を描くテクニックは不要、時間もかからず、材料も身近なもの。秋の夜長気楽に遊びながら、部屋に飾る「絵」を描いてみませんか?
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    用意するものは、5つ@布&作りたいサイズにあわせて、適宜 Aマスキングテープ(幅18mm)1巻 Bアクリル絵の具(モノトーン)&;適宜 C平筆;1本 D紙コップ&1個 テープ幅は自由ですが、いろいろ試してみて18mmがベストでした。色はモノトーンがオススメ。白黒をベースに、シルバーと茶を少しまぜると、深みのある感じに仕上がります。1.ここが作品の肝。布にテープを貼るでは、ここからつくりかたを。まず、布に、マスキングテープを貼って柄をつくっていきます。テープは長さ6〜7cmくらいをメインに、斜めにしたり、大小をつけたり、思い思い貼ってください。その時、切り口も柄に影響してくるので、気をつけて。また失敗を避けるため、テープは浮かないよう、しっかり貼りましょう。マスキングテープ布は少し厚めのものを布に直接、テープを貼って柄をつくります。最終の出来上がりは、こんなイメージで。
  
2.すきな色をつくって、塗る.テープを貼り終えたら、1の布に直接、色を塗っていきます。その前に紙コップに、アクリル絵の具と水をよく混ぜ、ペイント液をつくります(途中で色がなくならないよう、あらかじめたくさん作る)。液は少しもったり、くらいがベスト。布の端に試し塗りをして、OKだったら、布全体に塗ります。多少のムラは大丈夫ですが、塗り残しは。とくにマスキングテープ周辺は、塗り残しやすいので気をつけて。3.よく乾かし、テープをはがせば、完成!全体を塗り終えたら、1時間ほど乾かします。完全に乾いたことを確認してから、布に貼ったマスキングテープをはがしていきます。簡単な作業ですが、「乾いてない状態ではがさない」「雑に作業しない」。テープの跡がにじんで仕上がりが汚くなります。で、すべてのテープをはがしたら、完成ですー!

できあがったら、ぜひ・・紙に描く「絵」と違い、このイージーペイントは布に描くので、仕上がりが優しく、ほのぼのした感じになります。グレーの濃淡を変えたり、柄を変えたり、いろいろな楽しみ方もできます。  絵ができあがったら、ぜひ額に入れて飾ってみてください。「このまま貼ればいいや」、と思うかもしれませんが、こここそが大事。フィニッシュを整えると、部屋での見映えが全然、違うんです。この絵のように、作品としては「力」の弱い絵でも、額のサポートがあれば、見劣りしなくなります(たとえば、落書きの絵や可愛い包装紙を飾る時もそう)。額に入れて、壁全体の雰囲気をアップさせれば、インテリアの満足度も倍増しますよッ。ぐふふ。  参考までに、額の選び方を。額の色は部屋にある色をリンクさせ、枠幅を細めにすると失敗が少ないです。 右の写真はIKEAの「RIBBA」(30×40cm¥899)白く大きく空いた壁は、のっぺり物足りない印象
ですが、絵を飾れば表情のある壁になります。柄に正解はなし。規則的に、はたまた
アブストラクトに。バランスを見ながら。ハウスメーカーさんで実施したコーディネート。
壁の面積が大きかったので、3枚づかいで飾りました。


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